「モンサンミッシェルに行きたいけど、ツアーと個人手配どっちがいいの?」「パリから日帰りで行けるの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では【2025年最新】モンサンミッシェルのアクセス方法を2024年8月の体験談と合わせて徹底解説します。
私もどの方法にするかとても悩みましたが、最終的に個人手配を選んでOmioを使ってTGV列車+Keolisというバス会社のサイトでバスを予約しました。
この記事では、
・モンサンミッシェルへの行き方(ツアーと個人手配の違い)
・Omioを使ったTGV列車とバスの予約手順
・パリ日帰りのスケジュールと体験談
を詳しくご紹介します。
モンサンミッシェルに行きたい方の参考になれば嬉しいです!
モンサンミッシェルとは?魅力と基本情報
モンサンミッシェルの見どころ
・修道院(Abbaye du Mont-Saint-Michel)
モンサンミッシェルのシンボル。ゴシック建築の壮麗な回廊や教会は必見。

・グランド・リュー通り(Grande Rue)
島のメインストリート。カフェ、レストラン、お土産屋が並ぶ賑やかな通り。

・ステンドグラスと回廊
修道院内部の美しい光と影を楽しめる神秘的な空間。

・名物オムレツ「ラ・メール・プラール」
ふわふわオムレツで有名な老舗レストラン。人気店のため、行列覚悟!
・干潮と満潮の絶景
潮の満ち引きによって変わる景色はモンサンミッシェルならでは。干潮時は砂浜を歩くツアーもあり。
モンサンミッシェルは日帰り?宿泊?所要時間とおすすめの選び方
所要時間の目安
- パリ⇔モンサンミッシェル日帰り:往復8〜10時間(観光時間は約5時間)
- 宿泊あり:ゆったり観光+夜景・朝焼けが楽しめる
おすすめの選び方
写真や夜景、ゆったり観光 → 宿泊(島内ホテルや近郊がおすすめ)
時間重視・1日で完結 → 日帰り(パリ市内早朝出発・夜帰着)
モンサンミッシェル修道院のチケット予約方法
修道院は有料ですが、事前にオンライン予約しておくと当日スムーズです。
私は日本語対応で簡単に購入できるKlookで予約しました。
パリからモンサンミッシェルへの行き方|3つの選択肢
方法 | 所要時間 | 費用目安 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
① 個人手配(TGV+バス) Omioで予約 |
約4〜5時間 | 約100〜130€ | スケジュール自由 コスパ良い |
乗り換えあり 計画必要 |
② 日帰りツアー Klookで予約 KKdayで予約 |
約14時間 | 約130〜200€ | 手配不要 ガイド付きで安心 |
自由時間少なめ コスト高 |
③ レンタカー | 約4〜5時間 | 車+燃料+駐車料金 | 完全自由 途中観光可能 |
国際免許必要 運転疲れやすい |
実際のスケジュール&予約方法
個人手配 日帰りスケジュール
6:20 ホテル出発
6:45 Opera駅出発 8号線
6:53 Invalides駅で13号線に乗り換え
7:05 Montparnasse Bienvenue駅到着
TGV乗り場のあるGare Montparnasse駅までは看板に沿って歩き5分かからずに到着しました。
7:15 PAULで朝食

8:15 ホームが発表されたので入場 (大体出発10分〜20分前に発表)
8:43 Gare Montparnasse駅出発
10:23 2分くらい早めにRennes駅到着
ここから出たところにバス乗り場の案内が掲示板に記載されているので確認してから移動。

バスが既に到着してたので予約表を見せて乗車しました。
大きい荷物がある人はトランクに入れます。

10:47 Rennes駅出発
11:55 Mont Saint-Michelバス停到着
まさかの土砂降りでシャトルバス乗り場へ急ぎました。
降りて真っ直ぐ道を進むとシャトルバスがあります。
12:00 シャトルバス出発
12:10 モンサンミッシェル最寄り到着

階段が多いとは聞いていましたが、大雨と風も相まって階段が結構しんどかったです。

それでも外観も中も全てが美しくて来てよかったと心から思いました。
天気が悪かったけど、頂点の大天使ミカエルはきちんと見えて良かったです。
13:30 ジャンヌ・ダルクの教会
修道院の近くにあります。
13:53 モンサンミッシェル最寄り出発
有名なオムレツ屋さんは雨で寒かったのもあって大混雑していました。
13:55 お土産屋さん前で下車して休憩

Gare Montparnasse駅で購入してあったマクドナルドのラップサンドをここで食べました。
15:30 少しのんびりしてトイレに行きたかったので歩いて観光案内所へ。
この時は小雨くらいだったので歩けました。無料のトイレが観光案内所にあります。
こちらの観光案内所にも小さなお土産屋さんがあったり、自動販売機もあり休憩もできます。
17:00 バス出発
18:10 Rennes駅到着
Rennes駅にはカフェやパン屋さんコンビニみたいなお店もあります。トイレは有料です。
19:06 予定より6分遅れでRennes駅出発
20:35 予定より5分遅れでGare Montparnasse駅到着
21:10 ホテル到着
OmioでのTGV予約
Omioで予約
このサイトは日本語で予約が完了出来るのでとても便利でした。
フランスだけでなくヨーロッパ中の交通チケットの予約ができるのでおすすめです。
①公式サイトかアプリでまず出発地と行き先を入力
②レンヌ駅からのバスの時刻に合わせてモンパルナス駅からレンヌ駅までの列車を選択
③帰りもモンサンミシェルからのバスの時刻を確認してレンヌ駅からモンパルナス駅の列車を選択
④必要に応じて座席指定
⑤お支払い(クレジットカード)
帰りはモンサンミシェルからのバスが渋滞で時間がかかっても焦らないように少し余裕を持った列車を選びました。
実際に予約したスケジュール&金額
2024年8月24日(土)
8:43 モンパルナス駅 〜 10:25 レンヌ駅
19:00 レンヌ駅 〜 20:30 モンパルナス駅
チケット(2名分):34,315円
座席のアップグレード(2名分):2,745円
トータル:37,060円
座席は1等車にアップグレードをしたのと、ギリギリの予約だったのもあり金額は高めでしたが早く予約すればもう少し安いと思います。
1等車で予約をしたので座席指定が可能でした。
座席指定をする際は、座席の間にテーブルがある場合があり、その際は向かい合わせで座る形になるので2人で予約する場合は注意が必要です。
知らない人と向かい合わせで数時間いないといけないので大変です!
スーツケースを置くところもありますが、盗難には気をつけて下さい。
また行きは進行方向を向いた席でしたが帰りは進行方向とは逆に向いた席だったので、乗り物酔いする方はあらかじめ酔い止めを飲むことお勧めします。
※進行方向は座席指定の際にも記載はされていません
購入が完了するとメールにQRコードが送られてくるので印刷して持っていくと改札を通る際も便利です。
Omioのアプリがある方はそちらでもQRコードを表示することは出来ますが、一人分しか表示は出来ないので複数で予約された方はメールかスクショを転送するか印刷が必要になります。
KEOLISでのバス予約
レンヌ駅〜モンサンミシェルバス停までのバスを往復分予約をしました。
バスは事前に予約しておくことを強くおすすめします!
当日空きがあれば乗車も可能ですが、予約者が全員乗車するまで待機する必要があります。(何人も待機している人を見ました)
予約はバス運行会社KEOLISのサイトからできます。
①DEPARTUREでRennes – Gare Routièreを選択し、ARRIVALはMont Saint-Michelを選択
②希望日とバスの時間・乗車人数を選択
③復路も購入する場合は+Add a ride backで戻り、Mont Saint-Michel〜Rennes – Gare Routièreを選択
④希望日とバスの時間・乗車人数を選択
⑤Paymentを押してお支払い(クレジットカード)
バスは1日3本のみで時期により時間が変わるので、TGVを予約する前にバスの時刻を確認して予約をするといいと思います。
実際に予約したスケジュール&金額
2024年8月24日(土)
10:45 レンヌ駅 〜 12:00 モンサンミッシェル
17:00 モンサンミッシェル 〜 18:15 レンヌ駅
トータル:25€(1人分)
ウェブサイトは英語かフランス語のみで日本語はありませんが、あまり難しくはないので翻訳機能などを使い進めば問題ありません。
購入が完了したらメールが届くので、人数分印刷して持っていきました。
バスのドライバーさんに情報を見せるだけなので、きちんと表示さえできれば印刷しなくても問題ないと思います。
個人手配で良かった点&ちょっと大変だったこと
個人手配で良かった点
- 自由なスケジュールで観光できる
→ ツアーだと滞在時間がもう少し短い場合が多いけど、個人手配なら好きなだけ滞在可能。 - コスパがいい
→ TGV+バス代で約100~130€。ツアーよりもかなり安く予約できる場合もある。 - 自分のペースで回れる
→ 写真スポットやカフェでゆっくりできる。修道院や島内の散策も思い通り。 - 好きな時間に出発できる
→ 朝早く出れば混雑前に到着できる。宿泊するなら夕景や夜景も狙える。
ちょっと大変だったこと
- 乗り換えが面倒
→ パリ・モンパルナス駅 → レンヌ → Keolisバス → シャトルバス。 - 時間管理がシビア
→ TGVの指定席は時間厳守。バスに遅れると次の便まで待たなければならない。 - 荷物の取り扱い
→ スーツケースを持って移動するのは大変。日帰りで荷物が最小限なら特に問題はない。 - 雨・風・天候対応が必要
→ 急な雨や強風で移動や写真撮影が大変な場合あり。私は大雨でずぶ濡れに。 - 英語やフランス語が苦手だと少し不安
→ Omio予約は日本語対応でも、現地で何かあれば英語やフランス語が必要な場合も。
モンサンミッシェル観光の注意点
- 潮の満ち引きに注意
- 橋は常に通れますが、干潮・満潮で景色が全く変わるので、潮見表を確認してから訪問するのがおすすめ。
- 満潮時は水没して見える幻想的な景色が撮影可能。
- 時間に余裕をもつ
- パリ日帰りは移動が長い(往復10~12時間)。これは個人手配だけでなく日帰りツアーも同じく。TGVやバスの時刻に遅れないよう、スケジュール管理が必須。
- 混雑対策
- 修道院や有名レストランは行列ができやすいので、時間をずらすか予約を推奨。オムレツ屋さんに行こうと思ったけど大混雑で断念!
- 天気の変化が激しい
- 海に囲まれているので風が強く、急な雨も多い。夏でも羽織りが必要。雨が降ってたし海風もあって8月でも寒かった!
- シャトルバスの運行時間
- 定期的にシャトルバスが出ているが、夕方になると帰宅する人だ大混雑して乗れない場合も。徒歩移動も可能だけど少し時間がかかるので注意。
持ち物リスト(必須+あると便利)
- 歩きやすい靴
→ 島内は石畳・階段が多いのでスニーカー必須。修道院は階段が多い! - 折りたたみ傘 or レインコート
→ 急な雨対策。土砂降りだった時はレインコートがあれば良かったなって思った! - 防寒着・ウインドブレーカー
→ 夏でも風が冷たいことあり。本当に8月でも寒くて膝丈の薄いダウンみたいなのを着ていました。 - 軽食・水
→ 観光地価格でレストランは混雑。ちょっとしたお菓子があると便利。物によっては食事持参で節約してもいいかも◎ - モバイルバッテリー
→ 写真をたくさん撮るので必須。TGVでは列車のタイプにより充電も出来ました! - 潮見表アプリ or スクショ
→ 幻想的な満潮を狙うなら要確認。 - 現金(ユーロ)
→ 小さなお店やバスでカードが使えない場合あり。
モンサンミッシェル宿泊について
モンサンミッシェルに宿泊することで、日帰りツアーでは見られない景色が見られたりなどの魅力がたくさんあります!
宿泊先は大きく分けて修道院近くの島内かバス停と観光案内所に近い島外があります。
予約の際はぜひクチコミやサイトを見比べて納得がいくところを予約してみてください♪
モンサンミッシェル宿泊の魅力
- 夜景&朝焼けが見られるのは宿泊者だけ
→ 観光客が帰った後の静かな島を満喫できる!これが魅力的で当初宿泊も検討していました。 - 修道院をゆっくり見学できる
→ 日帰りだと滞在5時間ほどだが、宿泊なら朝イチで空いている時間を狙える。修道院の中に入れない時間帯でも修道院手前まで散策は可能。 - 島内と島外で体験が違う
→ 島内は世界遺産の中で過ごす特別感、島外は利便性と価格で優位
宿泊エリアと特徴
① 島内ホテル
- 世界遺産の中に泊まる特別感
- レストランやお土産屋まで徒歩すぐ(営業時間は要確認)
- 部屋数が少なく、予約困難&料金高め
- 大きい荷物を運ぶのは大変
【ホテル一部紹介】
- ホテル・テラス・プーラール(Terrasses Poulard)
- ホテル・ラ・メール・プーラール(La Mère Poulard)
- オーベルジュ・サン・ピエール(Auberge Saint-Pierre)
② 島外(橋の手前)
- 無料シャトルバスで5〜10分
- 駐車場あり、荷物の移動がラク
- 島内より料金が安く、部屋も広め
- 島外でもエレベーターがないところもある
【ホテル一部紹介】
- メルキュール・モンサンミッシェル(Mercure Mont Saint Michel)
- ホテルサンアベール(Hotel Saint- Aubert)
- ホテル・ガブリエル(Hôtel Gabriel)
- ホテル・ル・ルレ・サン・ミッシェル(Le Relais Saint-Michel)
まとめ|こんな人は個人手配がおすすめ!
- コスパ重視
- 自由に観光したい
- 写真スポットをしっかり回りたい
- フランスの列車からの景色も楽しみたい
- 海外の列車に乗ってみたい
- 1泊してモンサンミッシェルを満喫したい
個人手配はツアーよりも予約することが多く大変な部分はありましたが、コスパも良く自由に観光できて大満足でした。
次回またフランスに行ける機会があったらモンサンミッシェルに1泊したいと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました☺︎